世界野球、戦国時代到来の予感

(如月十五日)

 野球世界一決定戦WBCがいよいよ盛り上がってきた。我らが日本はアジアラウンド最終戦で韓国に敗れ2位通過となったが、各グループの波乱の展開を見ていると、むしろ前回優勝国として堅実に2次ラウンドに進出したと、素直に評価したい状況だ。

 そう。優勝候補の筆頭にも挙げられていた最強打線ドミニカが、オランダに二度敗れ、あっさり第1ラウンドで姿を消してしまったのだ。ほかにも複数のメジャーリーガーを要するカナダがイタリアに負け、同じくメキシコもオーストラリアに敗れている(メキシコはまだ消えていないが)。

 野球が盛んな国は北中米と東アジアだけ、などと思われていたが、どっこい世界の野球事情は俄然戦国時代の到来を予感させる。

 オランダが延長の末にドミニカを破った試合、最後はドミニカのエラーが決勝点につながったのだが、2次ラウンド進出を決めた瞬間のオランダチームの歓喜ぶりは尋常でなかった。監督は記者会見で涙を流したとも報道されている。

 次はプエルトリコと順位決定戦、そのあと2次ラウンドの初戦はアメリカもしくはベネズエラとの対戦になる。これら強国の一角をさらに崩すようなことがあれば、一気に大会のダークホースになるかもしれない。そうでなくとも、すでに数合わせの参加国ではなくなった。世界8強の1つにヨーロッパの国が入ったというのは、非常に意義深いことだ。

 その中で、やはり国際試合に強いと感じるのはキューバだ。メキシコを倒したオーストラリアとの試合、二転三転の展開を、最後は逆転勝ちで制した。いかに個々の能力が高くても、チームとして機能しなければドミニカのように脆い。その点で、普段から代表チームで試合をしているキューバはやはり優勝候補だ。

 メジャー主導、メジャー本位の大会でありながら、メジャーリーガーが少ない(もしくはいない)国のほうが勝つという、第1回と似たような結果が待っているのかもしれない。
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