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言語不要、子供たちの国際交流(UAE&オマーン子連れ旅行日記その10)

(葉月十日)

 盛りだくさんとなったUAE&オマーン旅行もいよいよ最終日。午前中のうちにドバイのエティハド航空オフィスでチェックインをして荷物を預け、身軽になってアブダビへ移動しました。

 せっかくだから首都のアブダビも見ておくか。そう思ったのですが、数少ない見どころと期待していたアル・フスン・パレスはまさかの工事中で休館、どうしたものかと途方に暮れるのでした。

 お昼過ぎ、一番暑い時間帯、近くのビルに逃げ込みました。とにかく冷房の効いた屋内に入らないと、どんどんどんどん体力と水分を奪われてしまい、頭も働かないのです。

 と、ビルの管理人のおじさん(パキスタンのペシャワール出身)が話しかけてきました。アル・フスン・パレスが見たかったんだけど…と愚痴る私に、「よかったらこのビルの最上階から眺めてみるかい?」とのお言葉。エレベーターに乗って15階に案内してくれました。シュクラン!

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 15階からの眺めはもちろん最高。アブダビ市街の高層ビル群や、ペルシャ湾の海が一望できるがらんとした空間。なぜかソファが1つだけ置かれていて、遠慮なく靴を脱いでくつろぎ始める子供たち。おじさんは隣接した部屋も案内してくれたのですが、そちらにはなんと立派なジャグジーが。

 どうやらこの最上階、オフィスではなく住居用に造られているようでした。でも、借り手が決まっていないのでしょう。束の間、アブダビのヒルズ族的気分を味わい、また下界に戻るのでした。

 で、次に逃げ込んだ先はショッピングセンター。涼しくないところにはいられません。ラマダンのため営業していないカフェスペースが無料の休憩所になっていて、うちの4歳児と同じくらいの年頃の姉弟がいました。喋っている言葉は英語ではなく、何語か分からなかったのですが、西洋人の子供たちでした。

 もっとも彼らにはそんな国籍など関係なく、お互い遊び相手になると瞬時に認識したようで、気がつくと4人で追いかけっこを始めていました。

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 歳の小さなうちの長女を、向こうのお姉さんが気にかけ優しくしてくれていたり、男の子同士はやんちゃで、椅子を並べて電車ごっこをしていたかと思えば、どちらが「運転手」になるかを争ってケンカになりかけていたり。子供はみんな同じだなと、見ていて笑い出しそうになりました。

 夕方、いくらか涼しくなった海沿いの園地で過ごした後、空港へ。

 搭乗ゲート脇のキッズスペースで、また楽しい出会いがありました。おもちゃの車がたくさん並んでいたのですが、長男は、これまた同じくらいの背格好の、今度はイスラム帽子をかぶったムスリムの男の子と、一緒に車を激突させたり、おもちゃの家に突入したりして遊んでいました。言葉が通じないのは、本当に何の障壁にもならないようです。

 観光らしい観光ができず、ただ時間をつぶしていたという感じのアブダビでしたが、子供たちにとっては、最後に外国人のお友達ができて、国際交流を経験して、良い思い出になったようです。

 めでたし、めでたし。
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