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滅んだ遺跡のような未来都市(UAE&オマーン子連れ旅行日記その3)

(文月二十一日)

 昨日の反省を踏まえ、徒歩をなるべく控え、公共交通を積極的に利用すると決めたドバイ2日目。

 午前中に向かったのはパーム・ジュメイラ。かの有名な、ヤシの木の形をした人工島です。その幹の部分にモノレールが運行しています。バスとメトロとタクシーを乗り継いで、ジュメイラ・モノレールのゲートウェイ駅に着きました。

 さぞかし観光客で賑わっているだろうと思いつつ、訪れてビックリ。

 まるで廃墟のような、がらんとした建物でした。建設途中のショッピングセンターのような薄暗い雰囲気。ネパール出身だというガードマンが1人立っているだけで、あとは無人。ガードマン氏はニコニコと、乗り場は上階だとエレベーターを案内してくれました。

 改札階には駅員が数人いるのみ。ホームに上がると無人。ほかに誰もいません。。。モノレールの車両もありません。

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「モノレールはどこ?」

 早速不満げな表情の4歳長男。彼をなだめつつ、本当に運行しているのだろうかと、親も半信半疑で待つ10分あまりの時間の長かったこと。
 
 ようやく向こうからやって来たモノレールに乗っていた乗客は、わずか2人。折り返し出発したモノレールに乗った乗客は、私たち家族4人と、間際になって駆け込みでやって来た西洋人のおじさん1人。

 日本でも、利用客数を適当に見積もって巨費を投じて建設したのはいいものの、開業してみると閑古鳥が鳴いて大赤字という事例は、高速道路やハコモノ施設など、全国にいくらでもあると思うのですが、たぶんドバイのジュメイラ・モノレールよりマシです。ネパールから出稼ぎに来たガードマン氏、これで給料もらえるならラッキーです。

 終点まで途中駅が2つ。どちらもまったくの無人。周辺はまだ開発途中らしく、駅の周りにはクレーターのような大きな穴が空いていました。立ち並ぶビル群も、どれも建設中で人の気配がありません。

 あたかもSF映画に出てくる滅び去った未来都市かのような風景…。

 『地球の歩き方』には記載がないモノレール。あまり旅行者に知られていないのかもしれません。豪華ホテルに泊まる人たちは、もっぱら専用車利用で公共交通など使わないので、その存在に気づかないのでしょうか。

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 もったいない! パーム・ジュメイラを空から眺める空中散歩。4歳長男は先頭車両でかぶりつき、2歳長女はがらがらの車内で気兼ねなくはしゃぎ放題でした。

 色んな意味でドバイらしさが体験できるジュメイラ・モノレール。もちろん大人も楽しめます。メトロと直結していないので面倒はありますが、ドバイを訪れたらぜひ乗ってみるべきでしょう。

 パーム・ジュメイラの先端、終点駅は超豪華ホテルのアトランティス。ウォーターパークや水族館を併設しています。みんなタクシーや観光バスで来るのかな?

 ホテルに併設のショッピングモール。アイスクリーム屋が一軒、こっそり営業していました。扉がほんの少しだけ開けられ、笑顔のお兄さんが半身を出して(おいで)と手招き。子供たちが何か食べたいとぐずり始めたところ、吸い込まれるようにして入店したのでした。
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