至急オマーンリアルを入手せよ(UAE&オマーン子連れ旅行日記その8)

(葉月三日)

 オマーン辺境の町ブライミ。国境からまっすぐ、中央分離帯のある幅広い道が延び、左右両側に商店がぽつぽつと並んでいました。

 昼下がり、推定45度以上の猛暑。暑い、暑い、暑い。

 何と言っても現金がないのが困ったところ。このままでは水も買えず、干からびてしまいます。オマーンに入国して最初の課題は、どうやってお金を手に入れるかということでした。

 まず見つけたガソリンスタンドでATMがあることを期待しましたが、ありませんでした。

 ラマダン期間中で、飲食店はもちろん、営業しているお店が少ないブライミの町。顔を真っ赤に火照らせ「ホテルに帰りたい」とぼやき始める子供たち。

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 救いの神は1軒のスーパーでした。冷房の効いた店内、そしてクレジットカードが使えたこと。VISAカード万歳!

 「好きなジュースとアイスを買っていいよ」という言葉に、子供たちもたちまち機嫌が直ります。4歳児&2歳児だと、まだこのくらいの「アメ」でご機嫌をとれるので、親としてはありがたいところです。

 お店の入口にはオマーンの国旗や国王の肖像が飾られていました。商品の値札はもちろんオマーン・リアルです。驚いたのはドバイのスーパーでは見当たらなかったビールが売っていたこと。ごく普通のスーパーでしたが、本当にオマーンに入国したのだということを、実感できるひとときです。

 こっそり喉の渇きを満たし、次の課題はやはり現金を手に入れること。スーパーで尋ねると、1キロほど先にマスカット銀行があるとの答。歩いていくのは大変なので、タクシーをつかまえることにしました。

 ATMで無事10リアルの現金を入手! ATM万歳。

 タクシーの運転手は、UAEではパキスタンなど外国人ばかりでしたが、こちらは自国民。英語は不得手のようで、アラビア語は話せるかと訊かれました。今回の旅行で、この質問は初めてです。すかさず「シュワイヤ(少しだけ)」と答えると、「今はラマダン期間中だから飲食はダメだけど、子供たちは食べてもいいんだぜ」と教えてくれました(たぶん)。

 町の中心にある城砦跡ブライミ・フォートに到着。ブライミ唯一の見どころ(たぶん)で、中がスーク(市場)になっていました。野菜や果物が売られています。

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 たいして広いスークではありませんでしたが、車が列を成していました。みんな暑いので、冷房の効いた車から一歩も出ることなく、窓をちょっとだけ開けて欲しい商品を注文し、受け取って、ドライブスルーよろしく去っていくのです。

 歩いてやって来たのは私たちだけ。話しかけてきた2人の兄ちゃんは、尋ねてみるとインド人。南インド、タミルナドゥの出身でした。ドバイのみならず、こんなところまで仕事を求めて来ているのですね。
   
 オマーン土産にナツメヤシを買いました。1リアル(200円あまり)で山盛りくれました。

 お金を出して買ったのはそれだけだったのですが、子供たちにとミカンと水をもらいました。ミカンは、いわゆるオレンジではなく、日本と同じミカンです。4歳長男は大喜び。水は…、ミネラルウォーターではなく、現地水でした。土っぽさを含んだ、かすれた味わいの水。2歳の長女がごくごくごく。まあ、たぶん大丈夫でしょう。

 スークを訪れて、お土産のナツメヤシを買って、現地の人との交流もあって、オマーン満喫。さあ、そろそろドバイに帰ろうか、と思ったのですが、ここで大きな落とし穴がありました。簡単にはUAEに戻れない事実を突き付けられたのです。
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