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はやぶさ帰還

(皐月二日)

 これを帰還というのだろうか?

 帰還寸前で燃え尽きる。最後の最後に自ら燃え尽きることで役目を終える。日本の小惑星探査機「はやぶさ」のことである。

 打ち上げは2003年5月9日。その日自分はどこにいたのだろうと調べてみたら、北パキスタンのギルギット。打ち上げのニュースは全く記憶にない。

 2005年の夏~秋、小惑星イトカワに接近し、着陸を果たすが、一時通信が取れなくなるなど、トラブルが連続した模様は、よくニュースで報道されていた。万難を乗り越え、当初の予定を大幅に遅らせ、2010年の今日、ついに地球に戻ってきた。

 いや、正確には地表に到着する直前の大気圏で燃え尽きた。イトカワの石を採取できた可能性のあるカプセルのみ、事前に分離し、オーストラリアの砂漠に着陸の予定だという。

 はやぶさの燃え尽きる様子を、インターネット上の動画として見ることができる。とても地味な動画である。ワールドカップもいいけれど、NHKあたりが生放送すればいいのにと思っていたが、この動画を見て、これは地味すぎて無理だと思った。



 でも、この地味さが、本来の姿なのだろう。7年以上に及ぶ長い旅路の末、役割を終えて、流れ星となる。

 月以外の天体に到達した探査機が、地球に戻ってきたのは、人類史上初の快挙だそうだ。カプセルにイトカワの石が採取できていれば、これももちろん世界初のこと。成し遂げたはやぶさが、燃え尽きるしかなかったのが、現代の科学力のまだ限界なのだろう。

 合掌。
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