大阪城~道頓堀、舟の旅(1) 今寝るアホがどこにいるの巻
(葉月九日)
大阪で舟に乗った。
大阪城から道頓堀というコースで、所要およそ50分、大阪の都心部を水路から眺めるという面白い旅だった。
今夏大阪は、川の街を謳い「水都大阪2009」なるイベントを開催している。
市役所が位置する中之島(名のとおり2本の川に挟まれた島になっている)界隈をはじめ、市内中心部をロの字形の水路が走っている大阪、かつての水運を見直し、水をテーマに街の魅力を盛り上げようという試みだ。
私は関西出身ではないので(関西人でもそうかもしれないが)大阪が水の都だと言われてもいまいちピンと来ない。しかし、だいたい世界の歴史ある町というのは川や水辺を中心に人口が集まり発展してきたのであって、商都といわれる大阪も同様であることは想像に難くない。
東京にも浅草と台場を結ぶ水上バスがあるが、大阪にも水上バスがあり、大阪城~道頓堀は、最近できたばかりの新コースとのこと。連休中ということもあって混んでおり、1時間に1便の舟が2時間待ちだった。大阪城の水上バス乗り場からは、ほかにも中之島を巡るアクアライナー(25周年だとか!)や、秀吉クルーズなる特別企画便も出港しており、外国人グループも含め大いに賑わっていた。

私たちを乗せたアクアminiは30人乗りで、屋根のない、平たい甲板だけの筏のような舟、操縦士兼案内人のおっちゃんの軽妙な語り口と共に、まずは木々の合間から一瞬だけ覗いた天守閣を眺めつつ、さっき昼寝に入ったばかりの2歳児を「今寝るアホがどこにいる」と叩き起こし、いざ出発となった。
続く…
大阪で舟に乗った。
大阪城から道頓堀というコースで、所要およそ50分、大阪の都心部を水路から眺めるという面白い旅だった。
今夏大阪は、川の街を謳い「水都大阪2009」なるイベントを開催している。
市役所が位置する中之島(名のとおり2本の川に挟まれた島になっている)界隈をはじめ、市内中心部をロの字形の水路が走っている大阪、かつての水運を見直し、水をテーマに街の魅力を盛り上げようという試みだ。
私は関西出身ではないので(関西人でもそうかもしれないが)大阪が水の都だと言われてもいまいちピンと来ない。しかし、だいたい世界の歴史ある町というのは川や水辺を中心に人口が集まり発展してきたのであって、商都といわれる大阪も同様であることは想像に難くない。
東京にも浅草と台場を結ぶ水上バスがあるが、大阪にも水上バスがあり、大阪城~道頓堀は、最近できたばかりの新コースとのこと。連休中ということもあって混んでおり、1時間に1便の舟が2時間待ちだった。大阪城の水上バス乗り場からは、ほかにも中之島を巡るアクアライナー(25周年だとか!)や、秀吉クルーズなる特別企画便も出港しており、外国人グループも含め大いに賑わっていた。

私たちを乗せたアクアminiは30人乗りで、屋根のない、平たい甲板だけの筏のような舟、操縦士兼案内人のおっちゃんの軽妙な語り口と共に、まずは木々の合間から一瞬だけ覗いた天守閣を眺めつつ、さっき昼寝に入ったばかりの2歳児を「今寝るアホがどこにいる」と叩き起こし、いざ出発となった。
続く…
スポンサーサイト