「もぐもぐ」
(神無月二日)
11ヶ月の長女が初めて喋った。
今朝、朝ごはんのときに「もぐもぐ」と言った。
おおおっ。
私も、妻も、そして長男も、「喋った!」と色めきたった。
最近は、いわゆる喃語が発せられることが多く、「おお喋ってるなあ」と思っていたのだが、はっきり意味が取れる言葉としては、初めてである。
しかし、まだ1歳前だ。ずいぶん早いのではないだろうか。長男はもっと遅かった気がする。やっぱり女の子のほうが口は早いのかもしれない。
▼長男は1歳8ヶ月の時点で、このレベルだった
http://funeshu.blog59.fc2.com/blog-entry-18.html
これから、どんどんかしましくなっていくのだろう。
11ヶ月の長女が初めて喋った。
今朝、朝ごはんのときに「もぐもぐ」と言った。
おおおっ。
私も、妻も、そして長男も、「喋った!」と色めきたった。
最近は、いわゆる喃語が発せられることが多く、「おお喋ってるなあ」と思っていたのだが、はっきり意味が取れる言葉としては、初めてである。
しかし、まだ1歳前だ。ずいぶん早いのではないだろうか。長男はもっと遅かった気がする。やっぱり女の子のほうが口は早いのかもしれない。
▼長男は1歳8ヶ月の時点で、このレベルだった
http://funeshu.blog59.fc2.com/blog-entry-18.html
これから、どんどんかしましくなっていくのだろう。
大阪城〜道頓堀、舟の旅(3) 水路を歓迎し始めた街の巻
(長月十五日)
やがて水路は直角に曲がる。東横堀川から道頓堀川へと川の名称が変わり、上空を塞いでいた高速とはおさらば、一路明るい気分になって大阪最大の繁華街へと向かう。
高速道がなくなり空を完全に塞がれることはなくなったが、橋が非常に多く、その桁は水面から手が届くくらいに低く、あたかも次々とトンネルをくぐり抜けているかのようだ。
「危ないので立ち上がらないように」とおっちゃんの注意が飛ぶ。
そして道頓堀の中心、通称ナンパ橋の界隈、多くの買い物客や観光客でごった返しているエリアだが、水辺の風景が一転した。
それまでは、水路に面したビルというビルが、水路に背中を向けていた。まるでそこに川などないように、水路が無視された街の造りをしていた。
舟から見えるのはエアコンの室外機や排気孔、何年も開いたことがないような薄雲った窓ばかりであった。
一転、街が水路を歓迎していた。水辺に沿って散歩道が造られ、カフェやレストランなどいくつかの店は、玄関や看板を川の側に向けていた。
当然、道行く人々の視線が「あ、舟や」という感じで私たちに注がれる。

まもなく観覧車を背負った某激安雑貨店の前で、船着き場に到着する。
おっちゃんが「この観覧車、故障して部品が手に入らないらしく、止まったままになっとります」と蘊蓄をくれる。
大阪城からの舟旅も、いよいよ佳境である。
やがて水路は直角に曲がる。東横堀川から道頓堀川へと川の名称が変わり、上空を塞いでいた高速とはおさらば、一路明るい気分になって大阪最大の繁華街へと向かう。
高速道がなくなり空を完全に塞がれることはなくなったが、橋が非常に多く、その桁は水面から手が届くくらいに低く、あたかも次々とトンネルをくぐり抜けているかのようだ。
「危ないので立ち上がらないように」とおっちゃんの注意が飛ぶ。
そして道頓堀の中心、通称ナンパ橋の界隈、多くの買い物客や観光客でごった返しているエリアだが、水辺の風景が一転した。
それまでは、水路に面したビルというビルが、水路に背中を向けていた。まるでそこに川などないように、水路が無視された街の造りをしていた。
舟から見えるのはエアコンの室外機や排気孔、何年も開いたことがないような薄雲った窓ばかりであった。
一転、街が水路を歓迎していた。水辺に沿って散歩道が造られ、カフェやレストランなどいくつかの店は、玄関や看板を川の側に向けていた。
当然、道行く人々の視線が「あ、舟や」という感じで私たちに注がれる。

まもなく観覧車を背負った某激安雑貨店の前で、船着き場に到着する。
おっちゃんが「この観覧車、故障して部品が手に入らないらしく、止まったままになっとります」と蘊蓄をくれる。
大阪城からの舟旅も、いよいよ佳境である。
中国よりも厄介な日本
(長月六日)
沖縄普天間基地の移転問題で、日米関係にさざ波が立っている。なんでも米国政府の元高官が、鳩山政権の対米政策を批判し、「中国よりも厄介だ」と述べる論文をウォールストリートジャーナル紙に寄稿したらしい。
日本のマスコミは、「アメリカを怒らせるとしっぺ返しが怖い」的な反応で、このニュースを伝えているところが多いみたいだが、どんだけ臆病なのだ。「中国よりも厄介」だなんて、これは1つの褒め言葉ではないか。
アジアにおいてアメリカが注意すべき相手は中国、日本なんてどうでもいい、というのが21世紀なってこのかた、ここ数年の風潮だった。政権交代によって、戦後60年続いたアメリカの呪縛から、ようやく日本は脱しようとしている。
2人の子持ちとしては子供手当ても気になるし、旅行業に身を置くものとしては羽田空港のハブ化も大いに注目しているところだが、それ以上に大きな、世界の勢力図における日本の立ち位置が、いま大きく変わろうとしている。
しかも、日本は非常にオイシイ立場にあると、私は思っている。
国際政治ジャーナリストの田中宇氏はこう述べている。
「日本がひさびさに国際社会のプレイヤーとして復活したことは、ほぼ間違いない。日本人として生きるのがうれしい時代が戻ってきた観がある」 (多極化に対応し始めた日本)
厄介な国、一筋縄ではいかない国、日本。いい響きではないか。
沖縄普天間基地の移転問題で、日米関係にさざ波が立っている。なんでも米国政府の元高官が、鳩山政権の対米政策を批判し、「中国よりも厄介だ」と述べる論文をウォールストリートジャーナル紙に寄稿したらしい。
日本のマスコミは、「アメリカを怒らせるとしっぺ返しが怖い」的な反応で、このニュースを伝えているところが多いみたいだが、どんだけ臆病なのだ。「中国よりも厄介」だなんて、これは1つの褒め言葉ではないか。
アジアにおいてアメリカが注意すべき相手は中国、日本なんてどうでもいい、というのが21世紀なってこのかた、ここ数年の風潮だった。政権交代によって、戦後60年続いたアメリカの呪縛から、ようやく日本は脱しようとしている。
2人の子持ちとしては子供手当ても気になるし、旅行業に身を置くものとしては羽田空港のハブ化も大いに注目しているところだが、それ以上に大きな、世界の勢力図における日本の立ち位置が、いま大きく変わろうとしている。
しかも、日本は非常にオイシイ立場にあると、私は思っている。
国際政治ジャーナリストの田中宇氏はこう述べている。
「日本がひさびさに国際社会のプレイヤーとして復活したことは、ほぼ間違いない。日本人として生きるのがうれしい時代が戻ってきた観がある」 (多極化に対応し始めた日本)
厄介な国、一筋縄ではいかない国、日本。いい響きではないか。
大阪城〜道頓堀、舟の旅(2) 巨大アヒル出現と水門突撃の巻
(長月四日)
大阪城を後にして、まもなく前方に巨大なアヒルが見えてくる。ぷかぷかと水路に浮かんでいる。
案内人のおっちゃんいわく、水都大阪のイベントにあわせてオランダ人が作ったものらしく、外観はお風呂のおもちゃとして定番のあれだ。しかしちょっとしたビルくらいの大きさがある。

「夜はけっこう不気味です」
イベントの中心会場である中ノ島を横目に、舟は左折する。進路は南、東横掘川を進むのだ。
残念ながらこの川は、空を奪われし川。つまり阪神高速の高架が空を塞いでいる。首都高と同じ構図、いかに昭和の経済成長が水路の文化的価値を無視していたかが分かる象徴的光景だ。
でも、この東横堀川に最大の見所がある。水門だ。信号があり、水門が閉ざされ、放水され、水位の調節が済んだら、前方の水門が開いて出発進行。パナマ運河と同じ方式の(閘門によって船の水位を上下して通過させる)水門らしい。

水道局の職員から乗客全員に水門の通航証明書が配布された。こういうのは特別感があってちょっと嬉しい。
「通航を希望する際は3日前までに申請を」などと壁に案内板が貼り付けられている。
その説明をもう少し詳しく読みたかったのだが、舟はそのままスルスルと水門を通過、上空塞がれた薄暗い水路を今少し進むのであった。
大阪城を後にして、まもなく前方に巨大なアヒルが見えてくる。ぷかぷかと水路に浮かんでいる。
案内人のおっちゃんいわく、水都大阪のイベントにあわせてオランダ人が作ったものらしく、外観はお風呂のおもちゃとして定番のあれだ。しかしちょっとしたビルくらいの大きさがある。

「夜はけっこう不気味です」
イベントの中心会場である中ノ島を横目に、舟は左折する。進路は南、東横掘川を進むのだ。
残念ながらこの川は、空を奪われし川。つまり阪神高速の高架が空を塞いでいる。首都高と同じ構図、いかに昭和の経済成長が水路の文化的価値を無視していたかが分かる象徴的光景だ。
でも、この東横堀川に最大の見所がある。水門だ。信号があり、水門が閉ざされ、放水され、水位の調節が済んだら、前方の水門が開いて出発進行。パナマ運河と同じ方式の(閘門によって船の水位を上下して通過させる)水門らしい。

水道局の職員から乗客全員に水門の通航証明書が配布された。こういうのは特別感があってちょっと嬉しい。
「通航を希望する際は3日前までに申請を」などと壁に案内板が貼り付けられている。
その説明をもう少し詳しく読みたかったのだが、舟はそのままスルスルと水門を通過、上空塞がれた薄暗い水路を今少し進むのであった。






